怪しいけど妖しい妖怪。『怪』と『妖』の使い分け

漢字の勉強をして学んだ『怪』と『妖』の使い分けについて紹介します。
怪しいと妖しいのちがい
怪しい
この『怪しい』は、『疑わしい』『不気味』『あてにならない』『異様な』という意味です。
例えば、『あいつの言動が怪しい』『怪しい人影を見た』などです。
ミステリーで犯人だと思われる人に使う言葉ですね。
妖しい
この『妖しい』は、『心をひきつける』『人を惑わす』という意味です。
例えば、『妖しい魅力をもった絵画』『星が妖しく輝く』『妖しい美しさ』などです。
ミステリーで犯人だと思われる人に『妖しい』は使いませんね。
妖怪について
日本では妖怪ブームがたびたび起こります。妖怪が登場する創作物がたくさんあります。
『妖怪』という熟語は『あやしい』という言葉を重ねてできています。字の通り、異様で不気味で怖いけど、どこか人をひきつける魅力を妖怪は持っているんですね。